デジタル作画に必要なもの | |||
デジタル作画を始めるとき必要なものは、以下の5点です。 (1)液晶ペンタブレット一式 (2) CLIP STUDIO PAINT EX (ソフトウェア) (3)参考書、またはマニュアル本 (4)その作品の「デジタル作画 仕様書」←これ大事(^_^) (5)ショートカットのシステムはありものを導入する |
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液晶ペンタブレット | |||
ワコム 液晶ペンタブレット 21.5インチ タッチ機能搭載 Cintiq 22HD touch 【新型番】2015年1月モデル DTH-2200/K1 |
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サイズ デジタル作画のみなら、上のように20インチ以上の大きさのほうが、描きやすいと思います。 とはいえ、この大きさになると8.5キロと非常に重いうえ、図体が大きくて基本、据え置きで使うしかありません。 仕事では通常、PCのモニタも併用しますから、会社か、家に専用机が置ける人向きになりますね。 キーボードも併用すると思うので、その場所も必要。 機能 タッチ機能はアニメーション作画や絵コンテではいらないと思います。 CLIP STUDIOではうまく機能しないのと、アイコンまたはキーボード+タブレットペンで回転させたほうが確実です。 メーカー 上のはワコムです。日本人なら買ってすぐ誰でも使えます。でも、もしPCスキルに自信があるなら海外の製品を買うと非常に安く大型の液タブが買えます。機能的には問題ありません。 |
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←20インチは液晶部分自体の大きさはかなり広いのですが、そこにツールボックスや、レイヤー、タイムラインなどを表示して使うため、じっさいの作業スペースはかなり狭くなります。 (旭プロのデジタル作画より) |
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![]() WACOM Wacom Cintiq Pro 16/ 液晶ペンタブレット15.6型 DTH-1620/AK0 |
個人で買う場合は、あまり大型のものはじっさい的ではありませんから、この15.6インチをおすすめします。 原画ならこれでいけます。 動検の場合も、これでなんとかなるそうです。 絵コンテを描くなら十分な大きさです。 PCにつないで使います。 |
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絵コンテでは13インチiPadが主流です。優秀です持ち歩きしやすいうえ、Apple Pencil が優秀です。 Wacomのペンよりペンより描きやすいです。 |
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原画用 ・ 動画用ソフトウェア | |||
![]() セルシス CLIP STUDIO PAINT EX |
CLIP STUDIO PAINT EX 個人でデジタル作画(原画)を導入するなら価格的にこれ一択です。 デジタル動画に関しては、CLIP STUDIOは使い勝手が悪く不人気です。動画には Stylos をおすすめします。 |
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アニメ制作ソフト RETAS STUDIO Win/Mac \30,000 メーカーサイトからダウンロード版のみ買えます。 アニメ制作の現場では仕上ソフトとしてシェア100%近いソフトです。 またデジタル動画には、このソフトに入っている Stylos(スタイロス)を使用します。CLIP STUDIOがあまりにも動画向きではないためです。 現状、Windows10で動作確認されています。 |
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参考書 マニュアル本 | |||
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CLIP STUDIO PAINT EX 公式リファレンスブック を買ってもよいですし、パッケージ版についてくるマニュアルでもよいと思います。 |
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ショートカットのシステム | |||
「せんぷうき」 | 画像をあつかうソフトを使用するときは、最初に使い勝手のよい設定をする必要があります。またショートカットも(駆使せずとも)あるていど使いこなさないと、効率的に作業をおこなうことができません。 ここで紹介する「せんぷうき」はCLIP STUDIOによる原画用のシステムです。ショートカット一覧表も付いています。 システム自体は無料なので、人が作ってくれたものを導入するのが手っ取り早いです。 アニメ制作現場のプロが、ワークショップ的なセミナーも有料でおこなってくれます。参加した方の感想では、じっさい的でわかりやすかったそうです。 |
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各社独自のシステム | デジタル作画をしている会社では、各社独自のシステムが開発されています。ほぼその会社の仕事しかしない場合は、会社で使われているシステムを使ったほうがよいです。 |
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